シャオミは2026年9月23日(水)に北京で新製品発表会を開催し、「Xiaomi 18 Pro」と「Xiaomi 18 Pro Max」の2機種を発表しました。
どちらもクアルコムの最新チップセットを搭載したパワフルなモデル。
しかも背面ディスプレイや高性能カメラも搭載するなど、話題のモデルです。
日本での投入の可能性もあるこのスマートフォンは複数のカラバリがありますが、特別モデルとなる赤の透明モデルに注目です。
クアルコムの発表直後に2つのモデルが登場
Xiaomi 18 Proシリーズの発表会が開催された2026年9月23日(水)は、クアルコムがハワイでSnapdragon Summitを開催し、中国時間の朝に最新のチップセット「Snapdargon 8 Elite 6」シリーズを発表しました。
Xiaomi 18 Proシリーズはそれを受けて同日の夜に発表。
この最新チップを世界で最初に搭載するモデルとなります。
標準モデルは4色の展開
本体カラーはホワイト、ブラックという定番の2色に加え、Starry River Blue(ギャラクシーブルー)、Ice Peach Pink(アイスピーチピンク)を加えた4色展開。
ブルーモデルは青いボディーの表面に星が散らばるような仕上げが施されており、上品さを感じさせるデザインです。
ピンクモデルも淡い仕上げがいい感じです。
特別版の透明・赤モデル
この4色に加えて登場したのが特別モデルとなる透明・赤モデルです。
真紅のボディーは内部が透けて見えるトランスペアレント仕上げで、他社品にはない美しいデザインが目を惹きます。
透明ボディーと言えばNothingのスマートフォンを思い浮かべる人も多いと思いますが、こちらの赤い透明版はNothing製品とは大きく印象が異なる、映える色彩です。
ちなみにメモリ構成は16GB+ストレージ1TBという最上位モデルのみが登場します。
今回は発表会を取材して、この透明赤モデルのXiaomi 18 Pro Maxをじっくりと触ることができました。
ディスプレイは6.9インチで最大リフレッシュレートは120Hz、最大輝度は4000nits。
フロントカメラは5000万画素を搭載します。
なおもう1つの小型モデル、Xiaomi 18 Proにも透明赤モデルが存在します。
そちらのディスプレイサイズは6.4インチです。
2億画素カメラが2つ、背面サブディスプレイも搭載
背面のカメラは広角が2億画素、3.2倍の望遠も2億画素と、かなりの高性能です。
また超広角カメラは5000万画素を搭載しています。
特徴的な機能となるのが背面に搭載された細部ディスプレイです。
カメラの横に並ぶこのディスプレイは通知など様々な用途に使うことが可能とのこと。
カメラスペックは2つのモデルで共通です。
本体の左側にはAIキーを搭載。
ワンプッシュで画面を保存、長押しで録音を開始します。
これらのデータは専用のAIスペースに保存され、後からデータを活用できるといいます。
日々情報を収集しておき、あとからAIを使って検索やまとめができるわけです。
ACアダプタも赤い透明モデル
バッテリーは8500mAh。
小型モデルのXiaomi 18 Proは7000mAh。
どちらも100Wの急速充電が可能で、対応するACアダプタも付属。
こちらも特別版にはボディーと同じ赤い透明のアダプターが付属します。
これだけでも別売してほしいと思うほど、いい仕上がりです。
なお無線充電も50Wと高速です。
世界初!Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6搭載
Xiaomi 18 Pro MaxはクアルコムのSnapdragon 8 Elite Extreme Gen 6、Xiaomi 18 ProはSnapdragon 8 Elite Gen 6を搭載します。
これらチップセットの搭載はシャオミが他社に先駆けて世界初であり、クアルコムのSnapdragon SummitでもXiaomi 18 Proシリーズが紹介されました。
Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6は、2nmプロセスを採用した最上位チップです。
前世代比でCPU性能は13%、GPU性能は44%、AI処理を担うNPU性能は35%向上。
CPUの電力効率も37%高め、重いゲームやAI編集をより快適にします。
一方のSnapdragon 8 Elite Gen 6は、CPUが10%、GPUが35%、NPUが14%高速化されたモデルで、性能と消費電力のバランスを重視しています。
長時間ゲームも安定した動作
発表会ではゲーミング性能についても紹介されました。
Snapdragon 8 Elite Extreme Gen 6を搭載したXiaomi 18 Pro Maxは高画質のオープンワールドゲームのプレイにおいて、前世代比でフレームレートを1.3fps高めながら、1フレーム当たりの消費電力を38.1%低減しています。
高い描画性能と電力効率を両立し、長時間のゲームプレイでも安定動作を狙います。
チップセットの放熱を高める新たな機構
Xiaomi 18 Pro Maxは内部の冷却・放熱効果を高めるために、チップセットとメモリーをずらして配置する「Offset PoP高熱伝導パッケージ」を採用しています。
チップセットからベイパーチャンバーへ熱を伝えやすくし、高負荷時の冷却効率を高めているとのこと。
シャオミによるとピーク性能を維持できる時間は従来比で100%向上。
長時間のゲームなどでも性能低下を抑える設計となっています。
ベイパーチャンバーは新世代の「環形冷却ポンプ」と呼ばれる機構。
内部の微細な銅製フィンによって熱を効率よく広げ、同じ厚さの従来構造と比べて放熱効率を50%向上させているとのこと。
高負荷のゲームや動画撮影時にも発熱を抑え、性能を安定して引き出す狙いです。
これらの冷却機能強化により、Xiaomi 18 Pro Maxは大型オープンワールドゲームを極高画質設定で動かし、90fpsのフレームレートを1時間にわたって維持できるとのこと。
画質やフレームレートを下げずに、長時間のゲームプレイを楽しみたいユーザーは注目したいところです。
背面ディスプレイで写真も撮れる
Xiaomi 18 Pro Maxの背面ディスプレイは様々な用途に利用できますが、最も使い勝手が高いと言えるのは2億画素の高画質カメラを使ったセルフィーやポートレート撮影でしょう。
背面ディスプレイを左から右にスワイプするとカメラが起動し、そのままプレビューを見ながら撮影することができます。
写真と動画の切り替えや、レンズの切り替えも画面タッチで行えます。
この背面ディスプレイを使うアプリは、実用的なものからゲームなどエンタメ的なものまで100種類程度が提供されます。
インストールされたアプリは背面ディスプレイにリスト状にならび、画面をスクロールさせることで選ぶことができるのです。
もちろん背面ディスプレイはタッチ対応。
指先で好みのアプリを選び、タッチして起動します。
背面ディスプレイはダブルタップすると表示がアクティブになります。
ゆで卵を作るときにキッチンタイマーを起動したり、予定をチェックするのに背面でカレンダーを確認するなど、簡単な操作を背面で行うことが可能です。
またここで動くミニアプリは今後AIを使って自作できるようになる予定。
時間つぶしにもってこいのミニゲームなども作れるかもしれません。
AIアシスタントも使える
さらにAIアシスタントも動きます。
背面でキャラクターのAIアシスタントを使い「今日の天気は?」といった簡単な質問はもちろん、ユーザーとのやり取りから嗜好を把握し、「お昼ご飯、今日は何を食べたらいい?」といった個人的な質問もできるようになるとのこと。
今後グローバルモデルが販売されれば、この画面でGoogleのGeminiも動くかもしれません。
AIエージェントをより気軽に使えるようになるわけです。
のぞき見防止のプライバシーディスプレイ
さてXiaomi 18 Pro Maxにはプライバシー機能も加わりました。
画面を横から見てものぞき見が防止できるスマートプライバシーディスプレイを搭載しています。
設定で画面全体を見せなくすることや、特定のアプリだけを見えなくすることも可能。
ゲームはOFF、銀行アプリはON、といった設定もできるのです。
この設定をONにしたアプリは、スマートフォンを使用中にそのアプリの通知が来ても、通知ウィンドウだけが横から見えない状態でポップアップされるなど、プライバシー保護は万全の対策が取られています。
最強のカメラ性能
カメラは前述したように2億画素の広角と望遠、5000万画素の超広角を搭載しており、現行のスマートフォンの中でもトップクラスの性能を誇ります。
ライカと協業したライカモードでの撮影にも対応しており、カメラフォンとしても十分使うことが可能です。
日本発売が楽しみな製品
Xiaomi 18 Pro Max、Xiaomi 18 Proは現時点では中国のみでの販売です。
しかしグローバル市場では前モデルも登場しており、今後中国以外へ展開される可能性は大いにあります。
XなどのSNSではシャオミの公式アカウントが海外展開を予告するかのような発信をしており、シャオミ日本アカウントも同様の情報を出しています。
高性能チップ+デュアル2億画素カメラ+プライバシー画面+背面ディスプレイと4つの特徴を持つXiaomi 18 Proシリーズ、日本への投入を期待したいものです。
▼Photo & Written by Yasuhiro Yamane/山根康宏
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