株式会社カプコンが開発し、2022年5月24日(火)に発売10周年を迎えたオープンワールドアクションRPG「ドラゴンズドグマ」
剣と魔法の超王道ファンタジー路線でありながら「掴み」アクションや「ポーン」といった独自要素を加えた和製オープンワールドとして、ゲーマーから根強い人気があります。
そんな「ドラゴンズドグマ」の10周年を記念したファンミーティング映像が公開され、なんと「ドラゴンズドグマ2」が制作中であると発表されました!
ドラゴンズドグマ10周年ファンミーティング
日本時間2022年6月17日(金)に公開されたドラゴンズドグマ10周年ファンミーティング映像には、「ドラゴンズドグマ」のディレクター伊津野英昭(@tomqe)氏が、アートディレクター池野大悟氏、レベルデザイナー鈴木謙一氏とともに当時の制作を振り返る対談の様子が収録されています。
貴重な制作当時の資料も公開され、「ドラゴンズドグマ」ファンはもちろんゲーム制作に興味のある方も必見の内容です!
"ちょっとだけオンライン"を目指す
「ドラゴンズドグマ」独自の要素の1つが「ポーン」システム。
プレイヤーとともに冒険することで行動が変化したり成長するポーンは、インターネットを通じてフレンドや見知らぬプレイヤーと貸し借りすることができます。
他の世界で活躍したポーンは収集したアイテムやプレイヤーからのプレゼントを持ち帰ってくることもあり、1人用ゲームでありながら"ちょっとだけオンライン"を実現しています。
ディレクターの伊津野英昭氏は「(ポーンの動きを)賢くするのは頑張ればできるが、賢く動いてくれるのがオンラインらしいゲーム体験とは限らない」と制作当時の葛藤を告白しています。
王道ど真ん中のファンタジーを意識しつつ独自性も追求
「ドラゴンズドグマ」の戦闘は「掴み」アクションが特徴の1つ。
アートディレクターの池野大悟氏は「大きなモンスターと戦うのにずっと足元を斬っている画はつまらないから、画替わりしないと作る意味がないと思った。普通に作るならデビルメイクライや格闘ゲーム制作で培ってきた技術で面白いアクションゲームが出来ると思ったが、そうではないところに挑戦しないと」と制作のこだわりを話しました。
イギリスを参考にしたフィールドデザイン
レベルデザイナーの鈴木謙一氏は「ドラゴンズドグマの地形はロケハンで訪れたイングランド、ウェールズ地方をイメージした。アップダウンの続く丘陵地はゲーム内にもかなり反映されていて、視界のブラインドの作り方や遠くの目的地の見せ方という点で非常に効果的だった」と舞台制作の裏側を話しました。
「ドラゴンズドグマ2」サプライズ発表!
ドラゴンズドグマ10周年ファンミーティングと題された今回の映像はスタッフによる貴重な制作の裏話を聞いて終わり。
と思いきや、おもむろにアウターを脱いで・・・
なんと「ドラゴンズドグマ2」を制作中とサプライズ発表!
ディレクターの伊津野英昭氏は「お待たせしました!楽しんでもらえるゲームをスタッフ一同頑張って作っています。ご期待ください!」とコメントしました。
最後に「ドラゴンズドグマ2」のタイトルロゴが公開されて映像は終了しました。
制作中の噂が立っては落ち着き、を繰り返していた「ドラゴンズドグマ」の続編。
伊津野英昭氏の匂わせツイートも話題となっていましたが、ついに現実になりましたね!
詳細は発表されていませんが、「ドラゴンズドグマ2」には第1作「ドラゴンズドグマ」のクリエイター陣が参加し、カプコンの自社開発エンジン「RE ENGINE」が採用されていることも明らかに!
「RE ENGINE」は「バイオハザード ヴィレッジ」や「モンスターハンターライズ」でも使用されています。
「ドラゴンズドグマ」の公式サイトやTwitter公式アカウントをこまめにチェックして続報を待ちましょう!
The new project was this game. Thank you for all the reactions.
やっと発表できました!
「作ってます!」#ドラゴンズドグマ#DragonsDogma pic.twitter.com/W7h5CuINk0— Hideaki Itsuno (@tomqe) June 17, 2022