近年「eスポーツ」というワードを様々なメディアが取り上げ、多くの人がそのワードに触れるようになりました。
特に近年、オリンピック五輪公認の大会が開催されたことで、その認知はますます広がりをみせ、ゲームをしない人達にも注目されるようになっています。
そんな中、今回開催された「YUBIWAZA CUP」はMBS(毎日放送)が主催しているだけあって、会場は非常に大盛りあがり!
そんな大会の主催をされたMBSの方々にインタビューさせて頂きました。
MBSテレビ営業局タイム営業部:赤澤 友基さん
赤澤さんはYUBIWAZAのプロデュサーで、今回撮影に際し色々と手配までしてくださいました。
その説はとてもお世話になり、ありがとうございます。
流石プロデューサーという立場なのでとにかく忙しそうでしたが、インタビューをお願いすると快く受けてくださって非常にありがたい限りです。
赤澤さんはeスポーツは、これからもっと注目されるようになると感じYUBIWAZAのプロデュースをはじめ、今年の3月に「YUBIWAZA CUP」を開催しイベントを成功させました。
今回のYUBIWAZA CUPは2回目ですが、これからも年に一回はこうやって大会をやりたいと思っているとのことなので、今後も注目しない手はないですね。
今回の日程を選んだのは東京ゲームショウが9月にあり、業界的にも盛り上がるシーズンだからとのことで、ゲームのイベントが東京だけでなく大阪でもあるのは個人的にも嬉しい流れです。
大阪というのもポイントが高いようで、
万博やカジノの構想などで人々が大阪という地域に注目している中、eスポーツも相乗して注目されればもっとeスポーツやゲームが注目され、プロゲーマーの人たちが活躍し注目される場所になれるのではないか?と考えています。
カジノは海外だとラスベガスが有名で、来年2020年にはそのラスベガスで「EVO 2020」という大会が開催されることもあり、この相乗効果にも期待している。
・・・とのこと。そういった構想から2025年あたりにはもっと注目されているはずと色々思いを語ってくださいました。
YUBIWAZAをプロデュースするにあたり、ゲームのことをとにかく色々と研究したそうで、今回大会のゲームにも選ばれている「SAMURAI SPIRITS」は発売されたばかりなので、発売前にゲーム性や世界観を調べながら動向を追ったり、全国各地で行われている様々な大会を実際に見に行って研究したり、自身も実際にPlayStation4を購入して色々ゲームをプレイしてみたりと、ゲームや業界にまっすぐ向き合ってプロデュースに関わっていると話を伺いながら感じました。
─YUBIWAZAを通じてeスポーツに感じるところは?
まず海外との規模が違う点を課題と感じていて、日本は全体の人口の差があることもあって、ゲーム人口がどうしてもまだまだ少なく、注目される選手も必然的に少なくなってしまう。
テレビ局が大会を行うことで、ゲームやeスポーツのことをもっと一般に広めることができ、そうすることで規模もより大きくしていける。
・・・と考えているとのことです。
規模が大きくなればプロゲーマーの認知も、もっと大きくなり、例えばアイドル的なプロの選手というのも排出されると考えているそうで、そうなれば、アパレルメーカーと手を組んだ仕事などができるようになるとおっしゃっていました。
そうなれば、いわゆる広告塔といった仕事もでてくるようになり、プロゲーマーとして生きることが今よりも更に素晴らしいものになるだろうなとお話を伺って感じました。
MBSテレビ営業局タイム営業部:川中 恵一さん
大会のゲーム優勝者に賞金を選手に授与されていた川中さん。赤澤さんと同じく、プロデューサーとしてYUBIWAZAをどう捉えているのかインタビューさせて頂きました。
──今回予選・本選を通して会場をどのように見てこられましたか?
予選も本選もプレイヤーの方はもちろんですが、観戦された方々も非常に盛り上がられていて、非常に嬉しいです。
予選は主にプレーヤーの方が集中して対戦を楽しんでいる形でしたが、本選は会場も観客席を作って一旦リセットされたため、皆さん集中して見ていた印象です。
・・・とのことで、実際撮影中は会場が選手への応援で多く歓声がおこるほど興奮に満ちていました。
──eスポーツに感して感じているところは?
eスポーツについては、関東で多くイベントが開催されるeスポーツを関西でも盛り上げたいという思いから、2018年4月に番組を先駆けてはじめ、放送局がやる事によって垣根をなくし、eスポーツに参加することのハードルを下げたいというのが根本にありました。
そのためにまずこの梅田という地域の人達を巻き込み、eスポーツやゲーム大会を一般化させたいというのが軸にあります。
・・・とのことで、梅田の茶屋町には商業施設やゲームセンター、本屋、劇場といった文化が集まる地域でもあります。そこにテレビ局があってeスポーツやゲーム大会というのは、話を聞いていて非常に親和性が高いと感じました。
最後に川中さんはこうもおっしゃいました。ドキュメンタリーの番組なども取り組んでいきたい。
人生かけて物事に取り組んでいる人を知るのは非常に面白いし応援したくなるし、成長する姿は非常に感動するので、そういった物を届けていきたい。
テレビ局だからこその発想で、話を伺っていて本当に実現していって欲しいと感じました。
この度はインタビューにお時間頂きましてありがとうございました!
YUBIWAZA CUP 撤収…
参加して頂いた選手の皆様、
観戦に会場にお越し頂いた皆様、
スタッフの皆様、
本当にありがとうございました‼️
行き届かないことあったかと思いますがご容赦ください🙇また次回開催をお楽しみに👍#YUBIWAZA pic.twitter.com/yWgn5PZw4x
— YUBIWAZA (@YUBIWAZA_MBS) October 27, 2019
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